私は大阪にあるカギの修理や交換する会社でアルバイトをしています。
まだ1年くらいなので難しいことはできませんが、基本的な知識は身についてきたかなと思っています。
お客様から依頼があればすぐに駆けつけて対応しなければいけないのでそういうところが大変なのです。
だいたい電話がかかってくるのは「カギ」をなくしたので新しいカギと交換してほしい」との内容が多いですね。
先週も1件、電話がありました。
車で50分ほどのところで、閑静な住宅街の中の1軒屋でした。
新しいカギをつけてほしいと依頼があったのですが、あいにく依頼主のご主人は仕事に出かけておられ、家の中には85歳のおばあちゃんが一人おられました。
カギの交換のことはわかっておられたようですが多少耳が遠いために話しをしてもちょっとわからない感じでした。
しかたなく交換作業に入りました。
玄関ともうひとつ、裏にもドアがあると聞いていましたので確認しに行きました。
表玄関は問題なかったのですが、裏のドアはいろんなものが置いてありドアが開けにくくなっていて荷物を移動させなければいけない状態でした。
さすがにおばあちゃんに荷物の移動をさせるのは無理と思い、どうにかこうにか隣の部屋に移動させました。
この作業で約1時間はかかりました。
両方のカギ交換は無事終了しました。
夕方になって丁度ご主人が帰ってこられました。
交換できたことを伝えると「うちの母がなにかご迷惑かけなかったでしょうか」と何度もお詫びを言われ、こちらも恐縮する次第でした。
新しいカギになったところでさっそくおばあちゃんにも鍵の開け閉めをしていただきました。
今までのカギとは形が多少違うので向きを覚えていただかないといけないのですが何度か練習をされた後はうまくできるようになられました。
この家のカギを担当させていただいたおかげでご主人とおばあちゃんとの家族のあたたかさというものがじんわり伝わってきました。
カギ交換という仕事はすごく地味な仕事ですが、いろんな意味で勉強になります。
こからも信頼されるカギ職人になれるように頑張っていきたいと思います。